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簡易医学用語辞典
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あ か 外因性○○ 病態の原因が、その人の体内ではなく外からの影響によるもの。 回外 言葉で説明するの難しいです。自分の手の甲を見た状態で、そのまま今度は手のひらを見てみてください。そのときに起こった運動が回外運動です。 開胸 手術で胸を開けること。 開胸式心マッサージ 胸郭を切り開き、直接心臓をマッサージすること。あまり効果はないと言われており、最近ははやらない。 壊血病 ビタミンCの欠乏により起こる全身性の出血傾向のこと。通常は徐々に起こる。 外呼吸 いわゆる「呼吸」外界と肺で空気を出し入れすること。 外耳 耳の穴の鼓膜より外側と、いわゆる耳を指す言葉。 外耳炎 外耳で起こる炎症。耳掃除で傷をつけると起こる。 外耳道 耳の穴の、鼓膜より外側の部分。 外出血 体の外に血が流れる出血。『内出血』 外傷性○○ 外からの力(物理力、化学力)により起きた○○。 外傷性ショック 出血性ショックが有名であるがそれに限らない。外傷による複数の原因で起きる。重症なケースが多い。 外傷性神経症 災害に出会ったことが原因で起こる神経症。『神経症』 外傷性精神病 頭部外傷が原因で起こる精神病。外傷性神経症とは異なる。『外傷性神経症』 回旋 関節における回転運動。 疥癬 疥癬虫による感染症。皮膚の柔らかいところに強い痒みを持つ発疹が出現。一般には性感染による。 回旋枝 左冠動脈の分岐のひとつ。心臓の後面を栄養する。 咳嗽 咳のこと。 咳嗽反射 気道の粘膜が刺激され、反射的に咳が起こること。 外毒素 細菌が作り出し、菌の外に出る毒素の総称。『内毒素』 ガイドライン2000 AHAが中心となって作成した、心肺停止や重症不整脈、脳血管障害など、いわゆる「救急」患者に対する初期治療の指針。一般市民や消防にとっては、心臓マッサージや人工呼吸法が重要となる。 回内 言葉で説明するの難しいです。自分の手のひらを見た状態で、そのまま今度は手の甲を見てみてください。そのときに起こった運動が回内運動です。 海馬 大脳の一部。記憶や情動に関係している。 外部被爆 体の外にある放射線源からの被爆。γ線などの、透過性の強い放射線によって起こる。『被爆』『内部被爆』 外分泌腺 分泌物を体表面または体腔に出す分泌腺。『内分泌腺』 開放骨折 骨組織が外気と交通している骨折。 開放性気胸 胸郭にできた創を通して、胸腔と外気が交通している気胸。『気胸』 回盲部 回腸と盲腸の境界部。「小腸」から「大腸」に移行する部分。 解離性大動脈瘤 3層になっている血管壁の一部が層状に裂けた状態。最近は急性大動脈解離という。『急性大動脈解離』 ガス壊疽 クロストリジウム属という種類の細菌に感染し、感染した部分が臭いガスを発生しながら腐っていく症状。この菌は土の中にいるので、そういうところで怪我をしたらよく洗った方がいい。ほっとくと死ぬです。 カテコラミン 身体を元気にする薬品群の総称。エピネフリンはその代表格。 完全房室ブロック 心臓の電気刺激が心房から心室に伝わらない状態。動かないと死んでしまうので心室の方も勝手に動き出す。が、あまり早くは動けないので意識消失を起こしたりする。『高度な徐脈』『アダムス・ストークス症候群』 き 気胸 肺や胸に穴が開いて、肺の外側の「胸腔」と呼ばれる部分に空気が入ること。またはその状態。両側性の気胸や緊張性気胸では死ぬこともあるです。 狭心症 心臓に酸素を運ぶ冠動脈が狭くなり、酸欠した状態。一時的なものであり、通常は治るが、心筋梗塞になることもある。タバコを吸っているとなりやすいらしい。気をつけねば。『安静時狭心症』『労作時狭心症』『異型狭心症』『心筋梗塞』 緊張性気胸 気胸のうち、胸腔内にどんどん空気が入って胸にある臓器を圧迫しているもの。肺は二つあるし、心臓は頑丈だからそう簡単につぶされないが、静脈が簡単につぶされてしまう。ほっとくと死ぬです。助けるためには胸に針を刺して空気を抜いてくれる医者に早く連れて行くか、法を犯して自ら針を刺せ。 く くも膜下出血 脳とくも膜の間で起こる出血。激しい頭痛が主訴となる場合が多い。突然の呼吸停止をきたすことがある。死ぬこともあるです。 け 経口エアウエイ 口から舌の下に通し、気道を確保する器具。嘔吐を起こしやすいので注意。 経鼻エアウエイ 鼻から舌の下に通し、気道を確保する器具。頭蓋底が骨折していると間違って脳に刺さることがあるので注意。 血管造影 血管に造影剤(X線を通さない液体)を注入し、血管の状態を撮影する検査法。 減圧症 潜水病、潜函病などと呼ばれてきた。身体にかかる圧が急に下がるために起きる様々な病態の総称。 こ 誤飲 誤ってものを食道に入れてしまうこと。子供や年寄りに多い。『誤嚥』 交感神経 自律神経の1つ。身体を活動的にさせる。『自律神経』 抗原抗体反応 一度身体に侵入したものに対し、あるいは元々に、動物は身体を守るために抗体というものを作る(あるいは持っている)。その抗体が対抗すべきもの(抗原)が侵入すると起こる反応。『アレルギー』 膠質浸透圧 蛋白質による浸透圧。人体ではアルブミンによる。『アルブミン』『浸透圧』 高度な徐脈 心拍数が極端に下がっている状態。心臓が原因だったり、全身状態が悪いためだったりする。死ぬこともあるです。『完全房室ブロック』『アダムス・ストークス症候群』 誤嚥 誤ってものを気道に入れてしまうこと。嚥下障害の際に起こる。『誤飲』 50%致死量 動物や人間の集団に薬(医薬品や毒薬など)を与えて、その50%が死んだときの個々の動物や人間に与えられた薬の量。医薬品なら大きい方がよく(副作用が少ない)毒薬を殺傷のために使うのであれば小さい方がよい(同量で多数の人を殺せる)。「LD50」と表記する。『50%有効量』『安全域』 50%有効量 動物や人間の集団に薬(主に医薬品)をあたえて、その50%に効果が認められたときの個々の動物や人間に与えられた薬の量。「LD50」の量と開いているほど安全な薬品と言うことになる。「ED50」と表記する。『50%致死量』『安全域』 |