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WEB消防談話室

笑い話

調査



消防や救急に関する情報が、年に1回消防白書という
知る人ぞ知る謎の書籍になっていることはご存知の方も多いと思う。

消防に関してはほとんどがこの統計でこと足りるのだが、救急に関してはそうではない。
近年、救急患者の受け入れが滞っている問題があり、国や県が様々な資料集めをしている。

もちろん、彼らが自分で資料集めをできるはずもなく、「こういった資料を提出せよ」という
指示が消防本部に飛んでくるわけだ。で、消防本部から消防署にスルーパス、消防署から分署へとスルーパスされ、
最終的には現場の救急隊が1年分の救急活動記録票をひっくり返すハメになる。

ところが、1日数件、年間数千件の記録票をひっくり返すと、どういうわけか調査結果に整合性がなくなるのだ。
たとえば、病院に搬送した患者さんは「軽症」「中等症」「重症」「死亡」に分類される。
そして、病院を探すために電話をした回数を「0回」「1回」「2回」「3回」「4回以上」と区分したとする。

どちらも、合計数は年間の搬送患者数と一致するはずなのだが、これが一致しないのである。
まぁ、ウチの場合には1枚1枚手作業でカウントして、メモ帳に正の字を書いているので、単純作業で
「あれ?この書類、カウントしたっけか?」となっているのが主な原因なのだが。
で、最終的には数字を適当に辻褄あわせて報告するわけだ。

そんな調査のさなかにある隊員が言った一言。

「1年で数千枚の書類でこれだけずれるんだから、
社会保険庁の5千万件なんて絶対に合うはずないわ(笑



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