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WEB消防談話室

笑い話

反省



訓練中に何か失敗をしたり、言われたことができないときには「反省」と称する腕立て伏せを行うことになる。
これについては色々な人が色々な考えを持っているが、要するに「罰」である。

とくにこの「反省」が大好きなのが救助隊で、その隊員を育てるための救助科という教育課程では
一日中「反省!」という声が聞こえ続けることになる。

救助科では学生(←といっても消防隊員としては中堅もしくはベテラン)をいくつかの小隊に分けており、
誰かが失敗をしたときには小隊全員で「反省」の腕立て伏せをするのだ。
失敗といっても、学生たちも必死にやっているわけだからそうそう大きな失敗があるわけではない。
教官たちの「言いがかり」ともいえる指摘によって次から次に反省が繰り返されることになる。

ある日、とても優秀な小隊が1日の訓練を反省なしで乗り切った。
救助科の訓練で「反省なし」というのははっきり言って快挙である。

訓練が終了して満足げに寮に戻る学生たちを教官が呼び止めた。
「おい!お前らの小隊、今日、反省はあったか?」

「いいえ!本日は反省はありませんでした!!」
初めての快挙にとても誇らしげにこたえる小隊の学生。

「何ぃ?1日訓練をやって1回も反省がないとは何事だ!反省しろ!
「よ・・よし!反省します!」

こうして、とても優秀な小隊の学生たちは、1日の最後を飾る反省腕立てをすることとなった。



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