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笑い話救助工作車救助工作車という車がある。名前から分かるように救助隊(オレンジ色の装束に 身を包んだ暴力集団)が乗っているのだが、この車、とにかく速いのだ。 トラックタイプなので加速は悪いはずなのに、軽く救急車をぶっっちぎったとか、 オービスを光らせたとか、現着までブレーキランプが一度も光らなかったとか、 色々なうわさがある。あ、僕は一度轢かれそうになったことがあります。 ある日、救助工作車が出場した。後ろには同時に出場したポンプ車がおり、 2台で緊急走行をしていた。 ポンプ車の機関員が違和感を感じたのは下り坂に差し掛かったとき。その先に 急カーブがあることを知っていたために軽くブレーキを掛けながら下っていったのだが、 救助工作車との車間がどんどん開いていく。 速度を勘違いしているのかとスピードメーターを確認するが、自車の速度には 間違いがない。工作車はカーブの手前で急ブレーキを掛けるつもりだ・・・ そう思ったポンプ車の機関員は、救助工作車の急ブレーキに備えて、手前でブレーキを かけ、来たる急ブレーキのための車間を広くとった。 だが、救助工作車の挙動はポンプ車機関員の想像の上を行く。 なんと、そのままのスピードでカーブに突っ込んでいったのだ。 左カーブのため、車体は遠心力で右側へ引っ張られる。普通は車体が片側に傾いて 終わりなのだが、ポンプ車の機関員は確かに目撃した。 左の車輪が宙に浮くのを。 帰署後、救助工作車の機関員に思い切って聞いてみる。 「あの〜出場途中に車輪、浮きましたよね・・・?」 「あ゛?寝ぼけてんじゃねえの? 車輪が浮くわけねぇだろ」 「そうですね・・・私の勘違いでした」 この話の面白いところは、後日このポンプ車機関員が他の職員に話したところ、 「あ〜・・・あるかもな・・・」 と、一定の信憑性をもって受け入れられている点である。 ●戻る● |