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WEB消防談話室

笑い話

人間ユンボ



消防隊に「人間ユンボ」と呼ばれる副隊長がいる。単純にデカく、外見にも凄みがあり、
スーツを着て電車に乗れば間違いなく周囲5メートルはどんなラッシュ時でも過疎地区になる。

最近では「和製ボブ・サップ」などと一部で呼ばれているその副隊長と、
救助現場で一緒に活動したときのことをお話しよう。

・・・

交通事故で車の中の男性は意識がなく、運転席のドアはゆがんで途中までしか開かない。
他のドアはゆがんでいないが、ロックされており、どうにも内部に入れなかった。

運転席のドアを何とか開けようとしたがどうにも開かず、窓を破ろうとしたその時、遥か後ろから
「何やってんだ!開けるんだよ!」という太い声がすごい勢いで飛んできた。

出た。人間重機の登場だ。何とかなるかも・・・

のし・・のし・・のし・・のし・・のし・・・
(大型重機のなので、あまり速くは動けない)

運転席の取っ手に手をかけたかと思うと、「離れてろよ・・・ふんっ!」「バキ!」
「ほれ。開いたぞ。早く中入れ」「・・・はい。」

患者はというと、単に酔っ払って意識がなかっただけで、たいした怪我はなかった。

その夜、若手限定の回覧が回ってきたのだが、それは誰かがふざけて作った偽物の救助報告書で、
『使用資機材』の欄に『第1消防隊○○副隊長』と書かれているものであった。


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