対象者
○日常的に救急活動記録票を作成している救急隊員
○消防本部若しくは消防署における救急事務処理担当者
○救急統計ソフトを設計するプログラマ又はコーダー
問1
ADLが軽度障害であり、室内で転倒した傷病者を搬送したところ、
初診時傷病名が「脳梗塞」であった。救急事故種別は何か。
問2
妊娠中の女性を搬送したところ、初診時傷病名は「妊娠(20週)」であった。
救急事故種別は何か。
問3
喧嘩により相手を殴った人物が指の骨を骨折した。救急事故種別は何か。
問4
建物出火報により消防車、救急車が同時出場した。調査の結果、台所における
調理器具の溶融であり、火災に計上されなかった。傷病者は発生していない。
救急事故種別は何か。
問5
火災により発生した傷病者を搬送したところ、初診時傷病名は「心肺停止」
であり、程度は「重症」であった。その後、死亡が確認されたため、
火災死傷者調査票において火災による死者に計上された。救急統計上、傷病程度は
いずれに計上すべきか。
問6
搬送件数が出場件数を上回ることはあるか。あるとすればどのような場合か。
問7
搬送人員が出場件数を上回ることはあるか。あるとすればどのような場合か。
問8
搬送人員調と傷病程度別転送回数別搬送人員調の合計人数が異なる場合はあるか。
あるとすればどのような場合か。
問9
ある月の救急出場件数調において、「一般負傷」は0件であった。同じ月の
救急搬送人員調において、一般負傷は「1人」であった。どのような場合に起こりうるか。
問10
A救急隊が市内の救命センターへ搬送中の傷病者が心肺停止に陥った。気管挿管と薬剤投与のため、
気管内挿管と薬剤投与が認められている救急救命士が搭乗しているB救急隊を要請、合流した。
B救急隊が処置を引き継ぎ、救命センターへ搬送した場合に、この事案の延べ搬送人員は何人か。
問11
A救急隊が病院連絡をしたところ、受け入れ可能な医療機関が県外であり、搬送に長時間を
要する見込みであったことから防災ヘリを要請した。A救急隊は市内のヘリ着陸可能場所まで搬送し、
防災へリは県外のヘリポートまで搬送した。ヘリポートから医療機関までB救急隊が搬送した場合に、
この事案の延べ搬送人員は何人か。
問12
腕に擦過傷を負った傷病者にガーゼ被覆をした。その後、傷病者が搬送を拒否したため、
不搬送とした。不搬送理由は何か。
問13
急病にかかる疾病分類別傷病程度別搬送人員調における疾病分類の根拠は何か。
|